繋力(つなぐちから)
The Power to Connect
新たな繋がりを作ること。今の繋がりを大切にしていくこと。その繋がりの輪で明るい未来を照らしたい。
アイテムでは、I・T業界、イベント業界(電気工事)を主として様々なことに常に挑戦しています。
繋力
工事部
Construction Dept.
大規模展示会場からイベント商業施設などの電気工事全般を幅広く担当しています。
屋内はもちろん、屋外フェスやイルミネーション施工といった特殊な案件にも積極的に取り組み、確かな技術で安全と演出を支えています。
IT部
IT Dept.
幅広い技術領域をカバーし、ワンストップで開発から保守まで対応。地図や位置情報を活かしたソリューションでビジネスの可視化を支援。
「コードを繋ぎ、明日を照らす」を企業キャッチコピーに、技術と信頼でお客様の課題解決をサポートします。
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チームメイト募集
私たちは新たなプロジェクトや現場に挑むとき、
少人数のチームを組みます。そんなチームに新たな力、
新たな考えを持った人材を常に求めています。
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「託せる人」と働きたい──今、私たちが求めている4つの姿勢

今、私たちが求めている4つの人物像を深掘りします

"自分の案件"として動ける人を、私たちは歓迎しています

私たちは日々さまざまなお客様のプロジェクトに携わっており、開発チームとしてより良いものづくりを目指しています。今回は、現在私たちが求めている人物像について、4つの観点から詳しくご紹介します。

単なるスキルではなく、姿勢や意識に共感してくれる方と出会いたい。そんな想いでこの記事を書いています。


1. 自ら考え、まずは行動に移してみる主体性を持った方

“任された”ではなく、“託された”という感覚

私たちが求める主体性とは、「完璧に自走できる人」ではなく、まずは自分で考えて、少しでも動いてみようとする姿勢です。案件を"自分のアプリ"のように捉え、「こうした方が良いのでは?」と感じたことを提案できる人。その一歩が、チームやプロジェクトを前に進めていきます。


2. 技術のトレンドに関心を持ち、継続して学ぶ意欲のある方

学ぶ理由は、“よくしたい”気持ちから

新しい技術に興味を持ち、日々の業務の中で「もっと効率的に」「もっと価値のある機能を」と模索する。その姿勢は、結果としてプロダクトやチームの成長に繋がります。自分の担当領域を“自分のもの”と捉えるからこそ、自然にアンテナが立ち、学び続ける力が身につきます。


3. チームとのコミュニケーションを大切にできる方

良いものづくりは、関係づくりから

私たちの仕事は、お客様と私たち、そしてチームの連携が欠かせません。特に受託開発では「自分のもの」と感じづらいこともありますが、それでも「どうすればお客様の目的を叶えられるか」を一緒に考えていく中で、信頼関係が生まれていきます。単なる作業者ではなく、パートナーとしての関係を築ける人を歓迎します。


4. わからないことに直面しても、自分なりに調べ、考えて動ける方

“まずやってみる”をチームで支え合う文化

「自分なりに試してみた」「調べてみたけど、ここが引っかかった」——そんな報告ができる人は、たとえすぐに正解にたどり着けなくても、周囲のサポートを得やすくなります。困っても一人で抱え込む必要はありません。でも、“自分で考えて動いてみる”という一歩が、チーム全体の動きを変えていきます。


まとめ

「託したくなる人」と、一緒に働きたい

今回紹介した4つの観点は、すべて「自分の案件」として物事に向き合えるかどうかに繋がっています。技術力や経験はあとからいくらでも伸ばせますが、“自分ごと”として関われるかどうかは、その人の姿勢に表れます。

そうした姿勢を持った方と、私たちは「託す」という関係で仕事がしたいと考えています。

もしこの記事に共感していただけたら、ぜひ一度お話ししましょう。


2025.7.09
「託せる人」と働きたい──今、私たちが求めている4つの姿勢

未経験からエンジニアになって役立った「思考法」3選

こんにちは。IT部のK.Sです。

私は20代後半で、鉄鋼業界の営業職からエンジニアへとキャリアチェンジをしました。文系出身・完全未経験のスタートだったため、最初は戸惑うことも多く、何から手を付けてよいのか分からない日々が続きました。

そんな中で、自分の中に少しずつ身についてきた「思考の整理のしかた」が、今でも業務に大きく役立っていると実感しています。

今回は、未経験からエンジニアになった私が、特に役立ったと思う3つの思考法をご紹介します。

1. 切り分け能力

エンジニアにとってエラーとの向き合い方は非常に重要です。

「何かが動かない」「意図した動作をしない」といったトラブルは日常茶飯事ですが、その原因を正しく特定できるかどうかで、対応のスピードも成果物の質も大きく変わります。

ここで役立つのが、切り分けの思考です。

たとえば「画面が表示されない」というエラーでも、以下のような可能性を順に検証していきます。

  • フロントエンドの問題か?
  • バックエンドとの通信がうまくいっていないのか?
  • データベースに値が存在していないのか?

など、一つひとつ原因を候補として挙げて、検証していく姿勢が求められます。原因を一つひとつ潰していく作業は気が滅入るものですが、実はそれが最も確実な近道です。

2. 質問力

未経験で入ったばかりの頃は「そもそも何がわからないのかが、わからない」という状態が続きました。

そんな中で、助けになったのが質問の質を上げる意識です。

質問力とは、ただ人に聞く力ではなく、「自分の理解レベルを把握し、どこが分かっていないのかを明確にする力」です。

  • これは理解している
  • ここからが理解できていない
  • この言葉の意味がわからないから全体像がつかめない

といったように、分からないことを分かる形に整理することが大切です。

相手に質問するときも、「〇〇までは理解していますが、△△の仕組みが分かりません」という形にできると、相手の負担も減り、的確なアドバイスを得られるようになりました。

3. タスク分解力

開発の現場では、「何をどう実装するか」をいきなり全体から考えるのは難しいものです。

たとえば「ログイン機能を作ってください」と言われたときに、全体を漠然と眺めていても、どこから着手すればよいのか分からなくなってしまいます。

そんなときに有効なのが、タスクを細かく分解する力です。

  • まずはログイン画面を作る
  • 次にバリデーション(入力チェック)
  • その後にサーバーへのリクエスト処理
  • 最後にセッション管理やリダイレクト処理

といったように、細かな単位に区切ることで、作業の優先度や順番が見えてくるようになります。

これは大きな仕事を小さな仕事に分けるという、どんな職種でも役立つ考え方です。特に未経験の方にとっては「やるべきことの整理」に直結する、大きな武器になります。

最後に

エンジニアというと「技術力」ばかりが注目されがちですが、考え方や情報整理のスキルも、同じくらい重要だと感じています。

未経験からのスタートでも、日々の業務の中で少しずつ思考力を鍛えていけば、着実に前に進んでいけます。

未経験からのエンジニア転職は不安が多くあると思いますが、同じ境遇の方の参考になれば幸いです。

2025.6.30
未経験からエンジニアになって役立った「思考法」3選

現場から:MapLibreを使ってみた — 地図開発の新たな可能性

MapLibreとは?

地図開発の可能性を広げるオープンソース地図ライブラリ

弊社はこれまでGoogle MapsやBing Maps、Here Mapsなど、さまざまな商用地図サービスの開発に携わってきました。最近、新たにMapboxやオープンソースのMapLibre GL JSの開発機会を得て、その中でも特にMapLibreを試してみました。

今回はMapLibreを触ってみて感じたことや、技術的ポイント、そして今後の展望についてまとめます。


MapLibreの特徴

オープンソース地図ライブラリとしての魅力

MapLibreは、Mapbox GL JSのオープンソースフォークで、ベクタースタイルの地図描画が得意なライブラリです。商用マップとも組み合わせやすく、自由度の高いカスタマイズが可能です。


MapLibreを使ってみた

導入から表示までの実践レビュー

実際にシンプルなコードで地図を表示してみると、動作は軽快で、Maplibre公式のサンプルを参考にしながらスムーズに開発を進められました。今回の検証ではMapLibre GL JSを先に導入し、後にMapboxでの動作確認も行っています。

地図のベースには今回は地理院地図を使用しましたが、他の地図サービスもあわせて検証し、目的や環境に応じた使い分けの方向性も見えてきました。

(コード例は以下をご覧ください)





  
  MapLibre Test
  
  


  

技術的なポイント

MapLibre活用における要点まとめ

  • スタイルはJSONで柔軟に変更可能
  • GeoJSONの読み込みも簡単で、独自データの表示が可能
  • 商用タイルとの連携もできて実務利用に十分対応

課題と展望

MapLibreの限界と今後の活用可能性

MapLibreは柔軟性が高く可能性を感じますが、一方で商用マップのようなサポートはなく、スタイル設計には一定の習熟が必要と感じました。
今後は地図描画とタイル提供の役割分担がより明確になると予想され、その中でMapLibreは描画エンジンとして有力だと感じています。


まとめ

MapLibreは商用地図の代替となるか?

MapLibreは商用地図サービスと対立するものではなく、地図表現の自由度を高める補完的な選択肢です。
商用マップとオープンソースをうまく使い分ける時代に、こうした技術を扱えることは、開発者としての強みになると感じます。

今回はMapLibreを使って、基本的な地図表示の流れを確認しましたが、
今後はスタイルフォーマットを自作したり、より用途に応じたカスタマイズにも挑戦してみたいと思っています。

「既存のサービスだとちょっと物足りない」「自分で地図の見た目や挙動をコントロールしたい」
そんな方にとって、MapLibreはとても相性の良いツールだと感じました。

次回は、そうしたカスタム地図づくりについて、もう少し掘り下げてみる予定です。
どうぞお楽しみに!


この記事は、弊社現役エンジニアのK.Sが執筆しました。

2025.6.21
現場から:MapLibreを使ってみた — 地図開発の新たな可能性

ちょっと先まで気が利く設計

現場から:開発編 Vol.3

設計フェーズの最初に大切にしていること。
それは、

まずは、使う人のことを深く知ること。
そして、「ちょっと先まで気を利かせて考えること」。

設計は単に図面を描くだけでなく、
使う人や現場の困りごとを先回りして想像することが求められます。


設計は、「今だけでなく、先の困りごとを思い浮かべる時間」

設計は、「どう作るかを決める時間」ではありますが、
実際にはもっと先の未来、
使う人や現場が直面するかもしれない問題を想像する時間でもあります。

  • 「この操作で、つまずきそうなところはないか」
  • 「もしこんな状況になったら、どう対応するのが自然か」
  • 「ここを気にかけてあげると、現場のストレスが減るのでは」

使う人の立場に立ち、先の困りごとまで想像することが、
気が利いた設計につながっていきます。


現場で気を付けていること

経験を重ねるうちに気づいたのは、
専門知識だけではなく、
相手の立場や気持ちを先に考える姿勢が何より大切だということです。

具体的には、

  • 「話をちゃんと聞いて、理解を示すこと」
  • 「使う側の気持ちに寄り添い、困りごとを予測すること」

そう感じてもらえる設計者になることが、良い成果を生みます。


正解を押しつけず、先回りして気づく

「これが正解」と決めつけずに、
「この人にとって何が本当に助かるのか」を常に考える。

設計は正解を当てる時間ではなく、
一緒に納得を見つけ、先を見据える時間です。


まとめ:「ちょっと先まで気を利かせて、相手の目線で考えよう」

僕が設計フェーズで最も大事にしているのは、
“相手の目線に立ち、今だけでなく先のことも考える”ことです。

どれだけ技術的に優れていても、
使う人の言葉や気持ちに耳を傾けなければ、
本当に役立つ設計はできません。

だからこそ、まず相手の話をよく聞く。
そして、ちょっと先まで気を利かせる姿勢を持つ。

「どうすれば使いやすいか」
「その人にとって本当に助かる形は何か」

そんなことを一緒に考えながら、
気の利いた設計を、一緒につくっていく。


次回からは、現役のエンジニアにバトンタッチしてお届けします。

2025.6.01
ちょっと先まで気が利く設計

Wi-Fi設置しておいてください

ネットワーク構築編 Vol.3
「Wi-Fi設置しておいてください」から始まる、3つの落とし穴

「Wi-Fi設置しておいてください」

イベント現場でよく言われる一言です。 でもその“ひと言”の裏には、設計と準備のポイントがいくつも潜んでいます。

今回は、Wi-Fi設置にまつわる代表的な3つの落とし穴と、私たちアイテムが行っている対策についてご紹介します。

1:「とりあえずここに置こう」で失敗するアンテナ設置

Wi-Fiアンテナ(AP)は、置けば繋がるわけではありません。

失敗の多くは、「とりあえずこのへんでいいか」で設置したときに起こります。

実際にあった例:
・床に直置きして電波が届かない
・冷蔵庫や金属什器の横に設置し、電波が反射・吸収されてしまう

無線の性質を理解し、 高さや遮蔽物、電波の届きやすさを重視した設置が必要です。

私たちアイテムでは、

・APをトラスやパーティションにしっかり括り付けて高所設置
・会場レイアウトに合わせた配置シミュレーション
・必要に応じて、高所設置用の専用器具を自作

といった工夫で、電波の安定と効率を確保しています。

2:「電源はどこから?」が最後に発覚する問題

意外と見落とされがちなのが、Wi-Fi機器の電源確保です。

延長コードが届かない、そもそも空きコンセントがない、 それに気づくのが設置後――というのは珍しくありません。

Wi-Fi設置にあたっては、電源まわりの確保も重要なポイントですが、 私たちアイテムの強みは、自社の工事部や同時に施工している電気工事会社さんとも深く連携していることです。

電源配線や機器設置の工事が必要な場合でも、現場の状況に応じてスムーズに協力体制を築けるため、 トラブルの未然防止や迅速な問題解決につながっています。

また、PoE(Power over Ethernet)対応機材を活用しており、LANケーブル1本で「通信」と「電源」をまかなえることも大きなメリットです。 電源確保の手間やトラブルを減らすことで、イベント設営をスムーズに進めています。

イベントでは、電源を入れて機器を設置しただけで終わりではありません。 使われる環境や人の動きを考慮して、細やかな設定と運用調整が求められます。

3:DHCPのリース時間、長すぎない?

イベントでは、来場者数は数万人ということもありますが、 実際に同時にWi-Fiへ接続する人数は数十人程度にとどまるケースがほとんどです。

しかし一度接続された端末が長時間IPアドレスを保持したままだと、 IPが枯渇して新規接続ができないというトラブルが起きます。

そこで私たちは、DHCPリース時間を短めに設定しています。

イベントでは、常に人が居続けるのではなく、 一時的に接続して離脱する人が多いため、 IPを素早く回転させることで、限られたリソースを無駄なく使えるようにしています。

まとめ:Wi-Fiは“置いて終わり”ではない

Wi-Fiを「置く」だけで使えると思っていたら、痛い目を見ることがあります。

・設置場所が悪くて繋がらない
・電源が取れなくて稼働しない
・リース時間が長くてIPが詰まる

目に見えないインフラこそ、現場に最適化された細やかな設計と準備が不可欠です。

「Wi-Fi設置しておいてください」 そのひと言に、ちゃんと応えられるように。 私たちは、見えないところで静かに準備を重ねています。

2025.5.27
Wi-Fi設置しておいてください

仕事の合間に“ちょこっと整う”習慣。

ちょっと運動、ちょっと整う。

今回はオフィスの外――といっても、会社の1階にある「チョコザップ」についてご紹介します。

「なんとなく体が重いな…」「気分転換したいな…」 そんなとき、わざわざジムに行くのはハードルが高い。でも、1階にあるなら話は別です。

1. エレベーターで1階ジム

昼休みにエレベーターで1階に降りると、そこがもう“ちょこっとジム”。 チョコザップの良さは、頑張りすぎなくていいこと。

▲ 昼休みにストレッチ、退勤後にちょこっと有酸素。ちょうどいい距離感。

「今日は気分転換に軽く動こう」 「リモート続きだったから、ちょっと体を戻したい」 そんな気持ちにちょうど応えてくれる存在です。

2. デスクワークの運動不足にも効く

PC作業が中心の仕事では、どうしても身体が固まりがち。 チョコザップで1日10〜15分、軽く動かすだけでも、肩や腰がだいぶラクになります。

「凝ってるかも」と思ったときにすぐ動ける距離にあるのが、何よりの魅力です。

3. 研修期間を終えたら、無料で利用OK

チョコザップは、研修期間を終えた社員向けに、福利厚生として無料で利用できるようになっています。

軽く運動して、気持ちをリセットして、また自分のペースでがんばる。 そんなリズムづくりを、会社としてそっと後押しできたらと思っています。

これで福利厚生のご紹介はひとまず一区切り。 「働く」と「整える」が両立できる環境を、これからも少しずつ育てていきます。

2025.5.22
仕事の合間に“ちょこっと整う”習慣。

「ちょっと休みたい」が叶う場所。社内休憩所のご紹介

今日はちょっと休みに来ました。

以前のブログでも少し紹介しましたが、今回はオフィスの「休憩所」について、もう少し詳しく書いてみようと思います。

出社の価値はコミュニケーションだけじゃない。「なんか今日はちょっと会社に行きたいかも」と思える理由の一つが、こうした休憩スペースの存在です。

1. 仮眠室でリフレッシュ

眠気がピークの午後や、ちょっと疲れたな…という時には、無理せず仮眠を取るのが一番。

仮眠室の様子
▲ 仮眠室にはクッションや毛布も完備。床も畳風で落ち着きます。

10〜20分の仮眠で、驚くほど集中力が戻ってくるので、仕事のパフォーマンスも上がります。

2. マッサージチェアでリラックス

ちょっと腰が重いな〜というとき、肩こりが気になるときはここ。

マッサージチェアの様子
▲ 全身フルカバーで包み込まれる最新型。15分後には無言の笑顔。

休憩スペースにはリクライニングチェアもあり、ただ座ってスマホを眺めるだけでも癒やされます。

番外編:体調報告も忘れずに

毎朝11時に実施している全体朝会では、「ちょっと体調悪いかも」なんて声も自然に出せる場にしています。オンラインだけでは気づきにくいサインも、リアルではキャッチしやすい。

働く場所に「癒し」や「安心」があるだけで、仕事のやり方もチームの雰囲気も変わるもの。 これからも、ちょっとホッとできる環境づくりを続けていきます。

2025.5.17
「ちょっと休みたい」が叶う場所。社内休憩所のご紹介

冷たい一杯で、今日もいい仕事を。

福利厚生編:水分補給と、ちょっと嬉しい軽食の話

夏の気配が近づくこの頃。社内でも社外でも、特に工事現場では水分補給が欠かせない季節です。

アイテムでは、働く環境を快適に保つために、社内で自由に飲めるドリンクを常備しています。さらに、「ちょっと口さみしい」「小腹が空いた」という時のための軽食サポートも取り入れています。

飲み物、自由にどうぞ

社内にはウォーターサーバーのほか、お茶、コーヒーなどの定番はもちろん、トクホのコーラや牛乳なども揃えています。

  • お水(冷水・常温)
  • 緑茶・ウーロン茶
  • コーヒー(ホット・アイス)
  • トクホのコーラ
  • 牛乳

暑い日や集中した作業の合間に、社員それぞれが自分のペースでリフレッシュできる環境づくりを目指しています。

ちょっとした“食べるもの”も

そしてもうひとつ、小さな工夫ですがシリアルなどの軽食も自由に利用できます。

朝ごはんを軽く済ませたいとき、小腹が空いたとき、何かつまみたいときに、気軽につまめる存在として社内で好評です。

まとめ:働きやすさは、小さな余白から

飲み物や軽食の自由度は、業務に直接関係なさそうでいて、実は気持ちや体のリズムを整える大切な要素です。

アイテムでは、こうしたちょっとした配慮も「働きやすさ」につながると考え、これからも続けていきます。

2025.5.17
冷たい一杯で、今日もいい仕事を。

〜設定は現場でやるな、現場前に終わらせろ〜

現場から:ネットワーク構築編 Vol.2

ネットワーク工事といえば「当日が本番」──と思われがちですが、実は当日が一番バタバタして設定どころではないことも多々あります。

だからこそ、仮設ネットワークでは「事前準備」がとても重要です。今回は、実際の現場で私たちが事前に準備していることをご紹介します。

1. 機器設定は“現場に行く前”が基本

イベント前の会場は、そもそも電気の供給がされていないケースがほとんど。つまり、現場で設定作業をすること自体が難しいのです。

そのため、スイッチやアクセスポイントの設定(PPPoE設定、IP割り当て、ルーティングなど)は、必ず社内で事前に完了させておきます。VLANの設定などがない分、基礎設定に集中しやすいですが、PPPoEのログイン情報やDNSの指定などは、間違いがないよう慎重に確認しています。

2. LANケーブルは“現場で作らない”

LANケーブルも同様で、現場で作っている時間はありません。加えて、会場によっては通路をまたいだ長距離配線になることもあり、10m、20m、30mといった長さのケーブルを事前に色分けして準備します。

断線を防ぐため、ストレートかクロスかを確認しながら、必要な本数+αで持ち込むようにしています。

3. 機器はレンタル?それとも持ち込み?

機器のレンタルは便利ですが、設定変更ができなかったり、ファームウェアが古かったりする場合があります。

そのため、私たちのチームでは自社で機器を保有・管理しており、安定したパフォーマンスと設定の自由度を確保しています。現場での「できない」を減らすためにも、自前で用意できる安心感は大きなポイントです。

まとめ:事前準備が現場を救う

現場作業は常に時間との勝負です。そのなかで「何を持っていくか」「どこまで設定済みか」を丁寧に準備しておくことは、工期を守るうえで大きなアドバンテージになります。

次回は、現場当日の動き方について、もう少し深掘りしてお話したいと思います。

2025.5.14
〜設定は現場でやるな、現場前に終わらせろ〜

要件定義って、つまりなんなの?

現場から:開発編 Vol.2

プロジェクトの最初にやること。
それは、

まずは、お客さんのことを知ること。
そして、「使う側の身になって考えること」。

この2つに尽きると思っています。
現場では、技術的なこと以上に、人の気持ちが大事になる場面が多いんです。


要件定義は、「誰かの日常を思い浮かべる時間」

要件定義って、「何を作るかを決める時間」ではあるけれど、
実際にはもっと人のことを考える作業です。

  • 「この人は、これをどこで使うんだろう」
  • 「どういう流れで使うのが自然なんだろう」
  • 「何に困ったら、不便だと感じるだろう」

そんなふうに、使う人の立場に立って想像することが、
いい要件定義につながっていきます。


現場で大事にしていること

経験を積む中で、気づいたことがあります。
それは、「専門的なことを知っている」だけじゃ足りないということ。

むしろ、

  • 「話をちゃんと聞いてくれる」
  • 「こちらの立場に立ってくれている」

そう思ってもらえることの方が、よっぽど大切です。


正解を押しつけず、いっしょに形にしていく

「こうすればうまくいく」と決めつけずに、
「この人にとってベストって何だろう?」と考える。

要件定義って、正解を当てる時間じゃなくて、
一緒に納得を見つけていく時間なんです。


まとめ:「相手の目線で、考える」から始めよう

僕が要件定義で一番大事にしているのは、
“相手の目線で話す”こと、そして“自分の目線を一度外すこと”です。

どれだけ技術的に優れていても、
相手の言葉に耳を傾けなければ、良いものはできない。
それを何度も経験してきました。

だからこそ、まず相手の話をよく聞く。
そして、一緒に考える姿勢を持つ。

「どうすれば使いやすいか」
「その人にとって本当に助かる形は何か」

そんなことを一緒に考えながら、
いいシステムを、一緒につくっていく。

2025.5.10
要件定義って、つまりなんなの?
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